来季出場順位を争うクォリファイングトーナメント（QT）ファーストステージが11月25～28日、A地区（埼玉県・こだまGC）、B地区（静岡県・裾野CC）、C地区（三重県・ジャパンクラシックCC）の3会場で行われ、ファイナル進出者が決定した。

A地区は87人出場で通算13アンダーの高木萌衣が首位、横峯さくらが7アンダーで3位、李知姫（イ・チヒ）は2アンダー14位となり、2オーバーまでの21人が通過した。B地区は88人出場で首位が通算5アンダーの山本景子、原江里菜が1オーバー15位、植竹希望らが3オーバー18位で、3オーバーまでの22人がファイナルへ進んだ。

C地区は79人出場で藤田かれんが通算6アンダーの首位に立ち、イーブンパー12位の金田久美子らを含む2オーバーまでの20人が通過した。合計63人がファイナルステージ進出となった一方、カウントバックで惜しくも先に進めなかった若林舞衣子や、通算8オーバーと精彩を欠いた馬場咲希らもいた。

ファイナルステージは宍戸ヒルズCC（茨城県）で12月2日から3日間、72ホールで行われ、その順位がQTランキングとなる。記事はまた、シード選手（メルセデス・ランキング50位までなど）や“準シード”（前年度メルセデス・ランキング51位から55位）、主催者推薦選手（協会選考選手の20％が上限）といった出場枠の仕組みについても解説している。