コメ兵は11月28日、東京・表参道エリアにヴィンテージ専門店「KOMEHYO VINTAGE TOKYO atelier」をオープンする。新店舗は渋谷区神宮前5に位置し、1号店から徒歩1分の距離にある。

店舗はバッグ・ジュエリー、アパレル、時計など計約2000点以上を常時並べる構成で、主要アイテムの平均単価は20万円前後と想定している。価格帯は数千円台から最大で税込1600万円の商品まで幅広く取り扱う。

1号店は24年11月の開業から10カ月で約7万人の来客を達成し、売上は計画比30％増と好調に推移している。運営側はインバウンドで7割の集客を見込み、年間売上高は12億円を目指すとしている。

新店舗は「atelier（アトリエ）」をコンセプトに、工房のようなシンプルで武骨なインダストリアルデザインを採用し、木目の什器で温かみを加えた内装とする。落ち着いた配色や通路幅の確保などで男性客や家族連れも入りやすい配慮を施している。

今回の出店では1号店で取り扱いの無かったメンズ・ユニセックス向けアイテムを導入し、カップルやファミリーでも楽しめる売場構成を目指す。開業時には商品部・法人事業部の尽力で2600点もの商品をそろえた実績があり、店舗の品ぞろえの厚みが強みである。

営業時間は11時～20時で、表参道の路地裏に位置する新たなヴィンテージ拠点として注目される。