今年の世相を反映した「変わり雛（びな）」が27日、東京都台東区の料理店「上野精養軒」で報道各社に披露された。老舗人形メーカーの真多呂（同区）が毎年発表する恒例の企画である。

一方、杉並区高円寺南のギャラリースペースM.A.P.（マップ）では、餃子（ギョーザ）をテーマにしたポップアップイベント「餃子（ギョーザ）宇宙ステーション Vol.2」が11月22日から始まる。地元の食文化やポップアップ企画として注目される催しである。

地域の商店街やギャラリーでも企画が続く。高円寺パル商店街（杉並区高円寺南4）では「ようこそpalの和づくし」が11月8日に始まり、商店街全体を「和」で装飾する取り組みが行われている。

同じく11月8日にはMATERIAL（マテリアル）（杉並区高円寺南4）で「大リバースウィーブ展」が始まっている。さらに、阿佐ヶ谷でははしご酒イベント「阿佐ヶ谷飲み屋さん祭り」が11月4日に飲食店などを会場として開催された。

各所で異なるジャンルの催事が相次ぎ、地域のにぎわいを作っている点が共通している。地元開催の展示や食イベントを巡ることで、商店街やギャラリーの活性化につながる動きが続いていると伝えられている。