松坂大輔が男子ゴルフのカシオ・ワールドオープンにアマチュアで初めてレギュラーツアー参戦し、27日の初日を96位で終えた。スコアは4バーディー、6ボギーであり、試合後は「バーディーを一つ取れたらと思っていたが、まさか。最高のゴルフができた」と破顔した。

序盤は出だしから14番までの5ホールで3ボギーをたたく苦しい展開であったが、15番でバーディーを奪い流れを取り戻した。16番ではティーショットが右に大きく曲がり隣のホールまで飛ぶ場面がありながらも、何とかボギーでしのいだという記述がある。

18ホールを笑顔で回り、ギャラリーとハイタッチを交わすなど応援を力にできたことを喜んだと伝えられている。プロ野球で日米両国の舞台で活躍した経歴を持つ選手のツアー参戦は注目を集め、アマチュアながら度々注目を集めるプレーと会場の反応が報じられている。

予選通過ラインには届かなかったものの、初挑戦の舞台で見せた15番のバーディーや観客との交流、終盤での持ち直しは話題を呼んだ。大会は今後も続き、松坂の第2日以降の動向にも注目が集まるであろう。