MSIがIntel B860チップセット搭載のMini-ITXマザーボード「MPG B860I Edge TI WIFI」を投入した。8+1+1+1フェーズ/110Aの電源回路や5GbE、Wi-Fi 7、Thunderbolt 4を備え、基板とヒートシンクをホワイト系で統一している。価格は40,000円前後で、白いコンパクトPC構築向けの選択肢である。

また、H810チップセット搭載の低価格モデルが2機種発表され、「H810M Gaming WIFI6E」はホワイトカラーのmicroATXで価格は22,000円前後、「PRO H810I WIFI」は25,000円前後とされている。コスト重視の構成に向く製品群である。

AMD向けではRyzen 9000対応の背面コネクタ仕様マザーボード「MAG X870E Tomahawk MAX WIFI PZ」が登場した。基板やヒートシンク、各スロットまでホワイトで統一し、デュアルのPCIe 5.0 M.2スロットや5GbE、Wi-Fi 7、40GbpsのUSBタイプC×2を搭載する。価格は55,000円前後である。

同じく背面コネクタ仕様の「PRO B850M-A WIFI PZ」も発売され、35,000円前後と案内されている。PRO B850M-A WIFI PZは直線的でシンプルなヒートシンクを採用し、配線を隠してスッキリした外観を構築できるとされる。

ワークステーション向けにはArc Pro B60を搭載するグラフィックスカード「SBP60W-24G」があり、24GBのメモリと160基のXMX AIエンジンを搭載する。冷却にブロワファンを採用し、マルチGPU構成に適するとしており、価格は120,000円前後とされている。