児童劇団「大きな夢」の公演「ミュージカルしあわせの青い鳥」が12月14日、調布市グリーンホールで上演される。青砥洋が1993年に立ち上げ、当初10人で始まった劇団は現在、北海道から九州まで26カ所に広がる全国組織に成長している。

今回の舞台はメーテルリンクの「青い鳥」をベースにした劇団オリジナルのミュージカルで、8歳～24歳の総勢75人が出演する。出演者はホワイトチームとグリーンチームに分かれてそれぞれ上演を行う。

脚本、演出、音楽、振付、歌唱指導、照明、音響、舞台美術、ヘアメーク、制作プロデューサーなど全てプロのスタッフが担当する。稽古は8月のオーディション開始から進められており、演出の櫻井みずきは子どもたちの意欲と熱量を評価している。

入団にオーディションはなく、全国各地で全員参加の公演を目指し週1回のダンス・歌・演技レッスンを実施している。開演時間はホワイトチームが12時30分、グリーンチームが16時30分である。

チケットは1階席＝3,000円、2階席＝2,700円（全席指定）で、調布市内の小中学生は2階席を500円で特別優待する。ライブ配信チケットは各組＝2,500円、両組通し券＝4,500円で、劇場に来られない観客も視聴可能である。家族で楽しめるクリスマスシーズンの演目として地域の観客に向けた案内が行われている。