ＫＮＴ-ＣＴホールディングス株式会社は、株式会社ヤマタネとの資本業務提携により、連結子会社のＫＮＴ-ＣＴ Ｆｏｏｄｓ（Ｕ．Ｓ．Ａ）,ＬＬＣが米国・ロサンゼルスで展開するおにぎり専門店「ONIGIRI SUN」の事業を拡大し、同地に2店舗目となる新店舗を2026年春（予定）にオープンすることを発表した。

提携は同社の「未来創造事業」「コメ・イノベーション事業」の一環であり、日本米や国産食材の海外発信、地域活性化、訪日旅行の意欲向上を目的としている。

ＫＮＴ-ＣＴは2023年8月にロサンゼルスでONIGIRI SUNを開業し、今年4月に米国にＫＣＦを設立しており、本提携により現地での事業拡大を図る構えである。

ヤマタネは1924（大正13）年創業で、「安全」「安心」「良食味」のお米を提供する企業であり、サステナビリティ方針として「地域コミュニティ及び生産地と農業の発展」を掲げている。

両社は本事業の主旨である「地域貢献」「海外挑戦」に共感し、シナジー効果を期待して提携に至ったと説明している。

今後はおにぎりの販売や米由来商品の販路拡大を通じて日本米の認知と消費拡大を図るとともに、市場性の高いコメの取扱拡大・販売先拡大やアグリツーリズムの促進を目指す計画である。

発表資料には代表取締役社長 小山佳延の氏名や詳細な事業方針が示されている。