2025.11.26

公園で保護された目の見えないミニチュアダックス、家族になった経緯

2025.11.26

キービジュアル 出典: maidonanews.jp

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「【目が見えない犬を捨てる】どんな気持ちでそれができるの」との言葉とともに投稿された動画がInstagramで反響を呼んでいる。投稿者のたいしおさん(@taisio5362)は、2011年に公園でぐるぐるとさまよい濡れて汚れたミニチュアダックスを見つけ、記事では既に亡くなったその犬が家族になった経緯が綴られている。

発見当時、犬は道路に飛び出しそうになっており保健所職員が到着していたため、たいしおさんは「渡したら殺されてしまう、と咄嗟に思いました。『私が連れて帰ります!』とお願いして所有権をもらいました」と説明している。警察や病院で確認したが手がかりはゼロで、捨てられたと判断して家に迎え入れた。

保護当初はおとなしかったが約2週間でほえる・かむなどの行動が出始めた。病院では「安心して自我が出てきたのだろう」と言われ、トレーナーにも相談しながら個体に合った接し方を学んだとある。

やがて視覚がないにもかかわらず飼い主を探して寄り添い手を舐めるなど「心を開いてくれた瞬間」が訪れ、言葉も覚えて「おやつ!」で前足を踏み踏みして喜ぶ日常が生まれた。晩年は心臓が弱く獣医の指示で散歩を控えるようになったが、家の周りをゆっくり歩き外の空気を楽しむ時間は続いた。

この記事は、保護から最期まで家族として見守った経緯と、その間に形成された信頼関係を伝えており、保護動物や終生飼育への関心を喚起している。

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