夜空をきらびやかに彩るドローンショーの舞台裏が報じられた。株式会社レッドクリフは国内トップシェアのドローンショー会社で、大阪万博のフィナーレを飾り、Inter BEEにも出展したという。

現地ではドローン専用機体「EMO-JP」「RiFF-JP」「FYLo EDU-JP」の3機種が展示された。実物を手に取ると重量感があり、重量の大部分はバッテリーとランタンに由来する一方で、本体自体は軽量であると伝えられている。

取り外し可能なLEDランタンはモジュール式で、花火やレーザーなどほかのペイロードに交換できる設計であるため、多様な演出が可能であると説明されている。また上部のアンテナは繊細な部位であり、多数機の同時飛行では通信の安定性が重要視されるという。

屋内向けの「FYLo EDU-JP」は小型軽量で風が少ない環境を想定しており、飛行申請が不要な点からライブやコンサートなどの屋内エンタメ用途に適すると紹介された。ドローンショーは空を広告や演出の新たな舞台に変える表現手段としても注目されている。