クラブメーカーが採用する「メーカー純正シャフト」は、日本人のスウィングパワーやヘッドスピードに合わせてヘッドとマッチングを取る目的で選定されている。一般にはアベレージゴルファー向けのスペックが多いが、フィッティング重視のメーカーはパワーのあるゴルファー向けの純正シャフトもラインナップしていると解説している。

記事では、アスリートゴルファーにも満足できる性能を持つメーカー純正シャフトを厳選して紹介している。海外で販売され、タイトリストのクラブに純正採用されているモデルとして「TENSEI 1k BLACK 65S」が挙げられている。

「TENSEI 1k BLACK 65S」は手元調子でありながら手元側にしなりを感じにくく、低打ち出し・低スピンでボールスピードが高くなる特性を持つと説明している。仕様は重量：67グラム、トルク：3.6、キックポイント：元調子、振動数：265CPMと明記されている。

同様に「TENSEI 1k BLUE」は重量59グラムの中調子シャフトとして紹介され、先端剛性がしっかりしていて扱いやすい剛性感を持つとされている。記事は、日本未発売のシャフトでも海外での純正採用実績があるモデルは選択肢になり得るとまとめている。

結論として、純正シャフトを一律に使わず、スウィング特性やフィッティング結果に応じてメーカー純正の上位モデルも検討することが提示されている。