2025.11.25
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NHK総合で放送中のドラマ10『シバのおきて〜われら犬バカ編集部〜』の撮影現場の舞台裏が紹介された。主人公・相楽の愛犬・福助を演じた「のこ」が完成会に登場し、会場は和やかな雰囲気に包まれた。
原作は片野ゆかの小説『平成犬バカ編集部』で、物語は柴犬専門誌「シバONE」を立ち上げる編集部の奮闘を描く。主演の大東駿介や飯豊まりえら人間キャストと柴犬たちの掛け合いが放送の見どころとなっている。
制作側は撮影中に「犬ファースト」の方針を徹底し、犬が中心にいることでキャストとスタッフのコミュニケーションが自然と生まれたと説明している。原作者の片野ゆかからの要望で「犬が好きな人」をキャスティングしたことが、現場の温かな空気を育む要因になったという。
のこをはじめとする柴犬たちは毎話わちゃわちゃと登場し、SNSでも名演ぶりが話題になっている。撮影の待ち時間も楽屋に戻らず犬を囲んで交流が続き、撮影初期から絆が深まっていったと報じられている。
完成会では出演者と犬が一緒に場を和ませたことが伝えられ、視聴者にとっても作品が「笑って泣けて癒やされる」要素を持つことが確認された。制作陣は犬と人間の一体感が作品の空気感を左右すると考え、犬中心の現場作りを今後も続けていく意向である。
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