11月23日、米女子ゴルフのCMEツアー選手権最終日がフロリダ州のティブロンＧＣで行われ、畑岡奈紗（２６）＝アビームコンサルティング＝は最終ラウンドを６６で回り、通算１７アンダーの５位で大会を終えた。

ジーノ・ティティル（タイ）は第２日目から首位を守り、最終日は６８で回って通算２６アンダーで大会連覇を達成した。今季３勝目となり、年間最優秀選手にも選ばれた。

畑岡は前半で３つのバーディーを奪い、１２番・１３番の連続バーディーや１６番・１７番でもスコアを伸ばした。優勝争いには届かなかったものの、最終日に追い上げを見せてフィニッシュした。

今季前半は苦戦する場面もあったが、今月初旬のＴＯＴＯジャパンクラシックで３季ぶりの優勝を挙げたことが復調のきっかけとなった。ＴＯＴＯは日本ツアーも兼ねており、その優勝でツアー選手権・リコー杯（２７〜３０日、宮崎）への出場も決まった。

試合後、畑岡は「本当に、ぶっつけになっちゃった。どうなることやらっていう感じですが、初コース、ちょっと大丈夫かな？」と率直な心境を語った。今後はリコー杯でのプレーに手応えを探る見通しである。