11月24日、山梨県甲斐市のKai・遊・パークで「Get The Glory プロジェクト〜イジメヲ爆破セヨ〜電流爆破⭐︎ぶちI GOT IT」が開催された。シアタープロレス花鳥風月とChikakoダンススクールの共催による地域密着のイベントで、山梨県立農林高校の生徒による農産物販売や地元キッズダンススクールの発表も行われた。

メインイベントは大仁田厚、櫻井匠 VS 斎藤拓海、ザ・シャークによる電流爆破プロレスで、有刺鉄線ボードなど凶器が投入されるバンクハウス形式で実施された。序盤は有刺鉄線ボードに投げられる場面もあり、連戦の疲れか劣勢続きの展開となったが、櫻井のムーンサルトや大仁田のダブルアームスープレックスで反撃の機会を作った。

試合は10分44秒、斎藤に電流爆破バットを叩き込み体固めで大仁田が勝利した。大仁田はこの一戦で首に火傷を負ったものの、リングでは「山梨はジャンボ鶴田さんの故郷です。また山梨に来れて、ありがとうございました！」と述べた。大会の最後にはリングに上がったキッズダンススクールの生徒達と共に「ファイヤー」で締めくくられた。

本大会は大仁田が続ける「なくそうイジメ！」の活動と親和性があり、プロレスのエンタメ性と地域交流を両立させた興行として実施された。