米女子ゴルフツアーは23日に今季最終戦のCMEツアー選手権が閉幕した。日本勢は今季、ツアー通算で過去最多となる7勝を記録した。

その内訳では西郷真央がシェブロン選手権を制し、山下美夢有はAIG全英女子オープンを含む2勝を挙げた。竹田麗央、岩井明愛、岩井千怜もそれぞれ1勝を飾り、若手の躍進が目立った。

山下美夢有は新人賞に輝き、年間最優秀選手の可能性も最終戦まで残していたと報じられている。山下は「一つ目のメジャーを取れたのは絶対に忘れないというか、いい１年になった。まだメジャーで勝ちたい気持ちもある」と意欲を語った。

竹田麗央は日本での経験が刺激になったと述べ、岩井明愛は「千怜と最終日、最終組を回りたいし、プレーオフもやりたい。メジャーも勝ちたい」と来季への抱負を語った。岩井千怜も「来年はもっと攻められると思うし、いい成績も出ると思う」と述べている。

今季の結果は日本女子ゴルフの存在感を改めて示すものとなり、来季以降の国際舞台での活躍への期待が高まる状況である。