浅地洋佑がインターナショナルシリーズでランキング2位を守り、LIVゴルフの出場権を獲得した。最終戦を前にランキング2位を確保したことで、同大会への参加が決定したという報道である。

浅地はラウンド後にインタビューに応じ、「（LIVゴルフ選手になるという）この気持ちがどうなるか、まだわからない」と率直に語った。続けて「妻とキャディと一緒で、LIVのイベントに出られることに決まって本当にハッピーだ」と心境を明かしている。

本人は2週間前の「ムータン・シンガポール・オープン」での優勝が転機だったとし、「シンガポール・オープンでの優勝は、私にとって非常に価値あるものでした。あの勝利の瞬間は、LIVゴルフに行けるなんて思ってもいませんでしたが、結果としてこのように道が開けました」と振り返った。

浅地はLIV参戦後もJGTOのメンバーとして日本ツアーに出場できると認識しており、今後の予定について「この後、日本のカシオオープンと日本シリーズJTカップに出場します」と述べた。さらに「その後はトレーニングと練習をして、英語を勉強します。私には必要ですから」と語り、世界で戦う準備を進める意向を示した。

インターナショナルシリーズの年間ランキングではジンバブエのスコット・ビンセントがトップに立ち、浅地とともにLIV出場権を得た。なお、浅地を逆転するには6位以内が必要だったミゲル・ダブエナは1打足りず11位タイでフィニッシュしたことも報じられている。

国内勢では比嘉一貴がLIVゴルフプロモーションズ2026（予選会）の第2ラウンドからの出場権を獲得し、杉浦悠太と池村寛世は同予選会の第1ラウンドからの出場権を得たと伝えられている。