NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の第41話が11月24日に放送され、江藤安宗の長女・リヨ（北香那）が初登場し話題となった。第9週「スキップ、ト、ウグイス。」に入り、リヨの積極的なキャラクターが視聴者の注目を集め、Xでは「リヨさん」「知事の娘」がトレンド入りした。

ヘブン（トミー・バストウ）が通訳の錦織友一（吉沢亮）とともに月照寺を訪れた場面でリヨが遅れて現れ、東京の女学校で英語を学んだという設定のもと流暢に話しかける様子が描かれた。ヘブンが寺の大亀の石像に夢中になるとリヨはやや戸惑いながらも強い存在感を示す。

数日後、ヘブン不在の折にリヨはトキ（高石あかり）のもとを訪れ、日本らしい贈り物として「ウグイス」を持参する場面がある。リヨは初対面のトキに「あなたって私のライバルなのかしら？」と直球で尋ね、トキが戸惑う中で協力を求める。リヨは「つまり私、ヘブン先生のことをお慕い申しております」と打ち明け、恋心を明確にする展開となった。

北香那は1997年8月23日生まれで東京都出身。小学6年から芸能活動を開始し、ミュージカルやドラマで経験を重ねており、NHK作品では「いだてん」「鎌倉殿の13人」「どうする家康」への出演実績がある。本作が朝ドラ初出演となる点も注目されている。