PPV・Full Gearで行われたAEWナショナル王座の初代チャンピオン決定戦カジノ・ガントレット・マッチで、リコシェが勝利し同王座の初代王者となった。

同王座は全世界の様々な団体で防衛戦を行うことが前提のタイトルであり、世界各地のファンがAEWレスラーのタイトルマッチを楽しめる取り組みであると記事は伝えている。

やさぐれヒールターン後のリコシェは試合後の記者会見で強気の姿勢を示し、舐めた態度でコメントを発した。記事は一部で「タイトル増やしすぎだろ」という批判があることも紹介している。

リコシェは「悪いなブラザー、俺に挑むには本当にその座を勝ち取らなきゃならない。このベルトに近づく前に達成しなきゃならない条件の基準が、俺の頭の中にはすでにあるんだ。」と述べた。

トニー・カーン社長から「去年のFull Gearの時は好青年だったのに、別人だね」と指摘されると、リコシェは「何が起きたかわかるか？　俺は自分自身であることを始めたんだ、それが答えだ。演じるのをやめたんだよ。ちっぽけな負け犬どもが喜びそうなことをしようとするのを、もうやめたんだ。」と返答した。

記事はまた、古巣DRAGON GATEへの復帰にも期待が寄せられると記しており、日本やCMLLを含む外征での防衛戦がどのように展開するかが注目されると締めくくられている。