飛鳥プロレスが11月23日、神奈川・ポスト・ディ・アミスタッド（川崎市）で年内最終大会を開催し、“新生・飛鳥のエース”しのせ愛梨紗が師である紫雷美央とのシングル決着戦を制した。愛梨紗は序盤からエルボー連打や丸め込みで攻め、ミサイルキックやインフィニティロックをかわすなど積極的に攻勢をかけた。

対する紫雷美央はキックやブレーンバスター、ダブルアーム・フェースバスターなどで応戦し、ミサイルキックやカカト落としで反撃を試みた。試合は両者のラリーや連続攻防が続く白熱の展開となり、愛梨紗が勝利を収めたと報告されている。

愛梨紗は昨年12月でアイスリボンを退団後、今年1月1日付で父・篠瀬三十七が代表を務める飛鳥に入団しており、新生飛鳥の一員として存在感を高めている。今後は2026年1月7日インイタ（TOKYO SQUARE in Itabashi）で、同年1・12後楽園で引退する“憧れの人”世羅りさと一騎打ちに挑むことが決定している。昨年9月7日のアイスリボン道場マッチでは紫雷戦は時間切れドローに終わっており、今回の決着はファンにとって注目の結果となる。