飛鳥プロレスが11月23日、神奈川・ポスト・ディ・アミスタッド（川崎市）で年内最終大会を開催した。観衆96人の超満員札止めで大会は盛況を見せた。

メインに向けてのカードでは、神姫楽ミサと柳川澄樺の一騎打ちが行われ、ミサがミサトンクラブやドロップキックで攻め立て、柳川は倒立式ダブルニーや串刺し式ダブルニーで応戦した。序盤からの激しいエルボーとキックの応酬の末、ミサは低空ラリアットから「はれときどきミサ」を決めて3カウントを奪った。

試合後、ミサは「私たち1111はデビュー6年目になりました。この間、久々のシングルで負けて、今日勝ててうれしい。1111結成して5年目。うちら、1111として、ここのリングでやっていこう！」と呼び掛け、柳川もレギュラー参戦への意欲を示した。これを受けて、次回大会となる1・7インイタ＝TOKYO SQUARE in Itabashiで、真琴＆紫雷美央 vs ミサ＆柳川の対戦が決定している。

大会ではセミファイナルの高橋匡哉と仲川翔大の先輩後輩対決も注目を集め、激戦は15分時間切れドローとなった。年末の締めくくりとして、飛鳥の新体制と1111の今後の動向に期待が高まる内容であった。