年齢や性別を問わず楽しめるスポーツ「ボッチャ」の体験イベント「あおぞらボッチャ大会」が22日、川崎市川崎区の富士見公園で開かれた。JTBの「地球いきいきプロジェクト」の一環で、同社の川崎支店が主催し、川崎フロンターレが企画協力した。

会場は公園内の「インクルーシブなスポーツ広場」で、家族連れや高校生ら約60人が参加した。参加者の多くは未経験で、ルール説明の後、三つのコートに分かれてチームごとに対戦が行われた。

好天の下、ボールを投げるたびに「うまい」「おしい」と歓声が上がり、会場は終始和やかな雰囲気だった。川崎フロンターレのマスコット「ふろん太」と「カブレラ」も助っ人として加わり、参加者を盛り上げた。

参加した川崎市幸区の小学3年生、梅川はるかさん（9）は「（投げたボールが）ジャックボール（目標球）に近づいたときはめっちゃうれしかった」と話し、窪田奈央子さん（8）は「知らない人と一緒にやれて楽しかった」と感想を寄せた。

イベント終了後は公園内のごみ拾いを実施し、展示ホールではNPO法人「かわさきこども食堂ネットワーク」の佐藤由加里理事長によるこども食堂の取り組み紹介が行われた。