「グリーン・ドリーム」ピックルボール大会が開会し、選手や来賓、報道関係者らが集った。開会式では被災地支援を主題に据えた人道的な趣旨が強調された。

党中央委員会委員、ニャンダン新聞編集長、中央宣伝大衆動員委員会副委員長、 ベトナムジャーナリスト協会会長のレー・クオック・ミン氏が開会演説を行い、洪水被害を受けた中部および中部高原地域の人々への支援を呼びかけた。ミン氏は「自分を愛するように他人を愛する」という伝統と相互愛の精神を示すよう求めた。

組織委員会は報道機関やパートナー団体、ピクルボールを愛するコミュニティから240人の選手が参加したと報告した。大会は支援の呼びかけと競技の両面で関心を集め、報道関係者とスポーツ愛好家たちの責任感と真摯な心が表れた。

競技は年齢別や性別に分かれて熱戦が繰り広げられた。40歳以上の男子ダブルスではグエン・ヴァン・クオン／グエン・ジア・ラム組が優勝し、40歳以下の混合ダブルスではグエン・ティー・アン／ドー・トラン組が優勝した。

多くの選手が賞金全額を「グリーン・ドリーム」プログラムへの寄付に充て、大会のチャリティ精神と人道的意義の普及に貢献した。今回の大会は被災地支援とスポーツ振興を結びつける取り組みとして位置づけられている。