2025.11.7
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沖縄県は人口減少が進む本島北部や離島を含む過疎地域で、空き家を移住者等に活用するための相談窓口を開設した。県はUターンなどで移住する人の受け入れを進めているが、移住者が入居する住宅が足りないことが新たな課題となっている。
11月4日、那覇市では、20の市町村に空き家を持つ人を対象にした相談窓口が開設された。窓口では相続や改修、解体といった空き家を活用するための悩みを相談できる体制が整えられている。
沖縄県・企画部武村幹夫企画調整統括監は「まずは離島過疎地域に空き家をお持ちの方は相談窓口に相談してみて空き家の活用をご検討いただければありがたい」と述べている。
また、2025年度は国頭村、大宜味村、東村、渡名喜村の4つの地域で、空き家の所有者と入居者の間に自治体が入って契約を結ぶ「サブリース」が活用される予定である。
相談は直接窓口で受け付けるほか、電話やメールでも対応するという。県はまず所有者に窓口の利用を呼びかけ、過疎地の住宅不足解消と移住促進を図る方針である。
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