Tinder以前の世界と、ポストTinderの世界

Tinder以前の世界と、ポストTinderの世界

  • つなげーと編集部
  • つなげーと編集部
  • 2021.02.05
  • コラム

今やマッチングアプリは当然の営みになりました。「Tinder 以前」と「Tinder 以後」では男女(*)の出会いは大きく変わりました。

「出会い系って怪しくない?」から「マッチングアプリなんて普通だよね」に切り替わったのです。

……ということを軸に今日はインターネットサービスと人の繋がりについて考えていきたいと思います。

(* もちろんそれ以外のクィアな人たちにとっても)

Tinderは革命だった

マッチングアプリやSNS、ソーシャルゲームなどが当たり前のようになって、人と人との関係性の築き方は一変しました。懐中電灯で手元の地図を照らしながらトンネルを進んでいたのに、2010年代の後半からは、いつしかトンネルを抜けて四方に明るく素晴らしい景色が広がっています。

特に大きなゲームチェンジャーはマッチングアプリ。

とりわけTinder だと私たちは考えています。

冒頭にも書きましたが、「Tinder 以前」と「Tinder 以後」では男女の出会いは大きく変わりました。「出会い系は怪しい」という常識が「恋人を探すのにマッチングアプリを使うのは普通」に変化したわけです。

マッチングアプリの出会い

さすがに電車の中でTinder をやるのはちょっと憚られるな……と個人的には思っていますが、自分がユーザーであることそれ自体を公言したって恥ずかしくはないと感じています。「だって出会いが欲しいもの」と正直に言っても許されるような社会になってきています。

おおげさではなく「Tinder以前の世界と、ポストTinderの世界」と表現したい。人と人との繋がり方に革命的と言えるレベルの大きな変化が起きたわけです。なんと偉大なサービスでしょうか……

恋人、パートナー探しは変わった。
その次に変わるのは?

マッチングアプリが世界の常識を変えたように、これからまた新しいWEBサービスやアプリによって人と人の繋がり方はさらに変わっていくのではないでしょうか。

現在ではマッチングアプリ以外にも、Twitter, Instagram, あるいはほかのソーシャルサービス。そうしたもので偶発的に新しい友達を作っている人も多いように思います。

確かに、新しい友達を作れる こともある。

友達になれそうな人と繋がる可能性はオンライン上に溢れていますが、それはあくまで可能性。誰もができることではありませんし、タイミングや縁の巡りあわせがあったときにしか繋がりません。

つまり、SNSによって人の繋がりはデジタル化されましたが「友達」までの距離は、まだまだ古い状態のまま変わっていないのではないでしょうか。

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出会い系のような怪しいと言われたサービスを超え、Tinderやマッチングサービスが「彼氏欲しいからマッチングアプリで探してる」と普通に言えるようになったように「ネットで仲良くなれる友達を見つけようと思って」と言えるような変化が次に来るのではないかと言われています。

ただし、それは「友達になれそうな相性の良い人をマッチングする」といったマッチングアプリではないはずです。恋人という関係性と違い、友達とはそういう風に瞬間的に繋がるものではなく時間を共有ながらゆっくりと形成される関係性だからです。

変化に向けて何をしているか。

Tinder, もといマッチングアプリが恋人探しの常識に革命的変化をもたらした。しかし「友達」という関係性の作り方はまだ変わっていない。そして、これからその変化が来るかもしれない。

現在、私たち「つなげーと」のWEBサイトやアプリは気軽に参加できるイベントや色々な楽しいサークルが見つかるサービスを提供しています。

ただ、イベントやサークルが見つかるだけではありません。

参加した方たちの中から、なんとなく気が合う、話が合うと感じる、今度飲みに行こうよと言えるような――気軽に連絡がとれるような友達――との繋がりができる、というのが特徴的なところです。

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イベントやサークルを検索できる機能だけではなく、人と人とが自然に仲良くなれる場を提供しているサービスとして育ってきているのです。

他にも新しい繋がりを生み出すサービスは日々生まれてきていますが、「つなげーと」の中でも変化は起き始めているように思います。

もっとアプリやサービスに大きな変化をつけるときにまた大々的にここらへんの話をしたいと思いますが、もしもよかったら「つなげーと」のサークルやイベントをのぞいて体験をしてみてください。

ここに書いたような「何か」がきっと見つかるのではないかと思います。