猿島公園の観光は、つなげーとでも人気のイベントです。このページでは、猿島で人気の観光スポット・島内の施設・アクセス方法や料金についてご紹介し、猿島の魅力をお伝えします。
猿島観光してみたいけど、どんなところ?
猿島は横須賀市にある公園の一つで、東京湾に浮かぶ要塞とも言われている自然豊かな無人島です。島の魅力は自然と歴史を堪能できるところで、一番の見どころ旧日本軍の要塞史跡はラピュタを彷彿させる非日常的な世界を体験できます。予約をすれば要塞史跡の散策ツアーにも参加できるのでオススメです。
※猿島一周の所要時間:徒歩で約1時間
猿島観光するためのアクセス方法・フェリーの料金はいくら?

猿島行きの乗船券は、横須賀市にある「三笠ターミナル/猿島ビジターセンター」で購入できます。船が出発するまで時間があれば、その間にセンター内でお土産を買ったり、軽食をとることもできます。
【三笠ターミナル/猿島ビジターセンター】
住所:神奈川県横須賀市小川町27-16
電話:046-825-7144
※年中無休
■電車でのアクセス
京浜急行線「横須賀中央駅」下車 徒歩約15分
JR線「横須賀駅」下車 徒歩約25分
■車でのアクセス
横浜横須賀道路「横須賀I.C」より県道28号線 約10分
三笠公園駐車場(横須賀市小川町27-10)
※発券所の海沿いの道は行き止まりになってるので注意してください。

猿島行きのフェリーは、横須賀市の三笠公園内にある「記念艦三」横の三笠桟橋から出航されています。「三笠」は日露戦争の日本海海戦で、連合艦隊旗艦を務めた大日本帝国海軍の戦艦です。
猿島航路は「通年運航」なため年中無休ですが、天候が悪い日は欠航になることもあるので注意してください。また、運航時刻も天候次第で変更になることがあります。
乗船料(往復)
横須賀市外在住の方 | 大人・中学生:1,500円 小学生:750円 |
横須賀市在住の方 ※よこすか市民割 | 大人・中学生:750円 小学生:370円 |
乗船料とは別途に、下記の猿島公園入園料がかかります。
横須賀市外在住の方 | 大人(中学生を除く15歳以上):500円 中学・小学生:250円 |
横須賀市在住の方 ※よこすか市民割 | 大人(中学生を除く15歳以上):250円 中学・小学生:130円 |
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猿島観光で人気のスポットは?

猿島で人気のスポットと、各エリアに隣接している施設をご紹介します。猿島には旧日本軍の要塞史跡や、釣りやバーベキューを楽しめる砂浜などの見どころが盛り沢山です。
人気猿島観光スポット1.猿島海水浴場「砂鉄の浜」

磁石を近づけると蹉跌がつくと噂のある砂鉄の浜は、夏場は海水浴やバーベキューで賑わい、また釣りスポットとしても有名です。猿島航路の乗船場にもなっているので、島に到着して最初にツアーの受付をする場所「Sarushima Welcome Center」も近くにあります。その他にもレンタルショップやレストラン、ロッカールームやトイレ、多目的ホールや管理棟など、猿島の主な施設が揃っています。

砂鉄の浜の対岸には横須賀市街のビル群が見えます。
【隣接施設】
・管理棟 「Sarushima Welcome Center 」
・猿島レンタルショップ
・休憩所(有料の更衣室・シャワー室あり)
・ロッカー
・トイレ
・多目的ホール
・Oceans Kitchenhttps://sarushima.jp/food/kitchen/
人気猿島観光スポット2.旧日本軍の要塞史跡
露天掘り幹道・兵舎・弾薬庫跡

猿島周辺の探索を始めるにあたって、最初に通るのが「露天掘り幹道」と呼ばれる切通しです。猿島の中心を通る通路で、両サイドは苔に覆われた高いレンガの壁になっています。猿島を代表する景色の一つであるため、訪れる人々の写真スポットにもなっています。

切通しの右手には兵舎や弾薬庫だったレンガの建物が交互に並んでいます。
レンガ造りのトンネル(愛のトンネル)

国内最古の部類に入る、「フランス積み」と呼ばれるレンガ造りのトンネルです。全長約90mあり、砲台連絡用の隧道として使われていました。「愛のトンネル」というのは、戦後になってから呼ばれだした観光用の愛称になります。

トンネルを抜けると、まるで天空の城のような雰囲気のある小さい広場があり、ここも写真スポットになっています。
人気猿島観光スポット3.展望広場
展望台

展望台付近からは横須賀を眺められます。現在は展望台は立入禁止ですが、外観をみることはできます。ちなみに仮面ライダーに登場するゲルショッカーの基地として使われていたそうです。
また、この辺一帯にはタブノキが生い茂っており、三浦半島では希少な原生林を成しています。
広場

観音崎方面を眺めることができます。
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猿島内の施設
猿島をよりスムーズに観光できるよう、事前に主な施設を確認しておきましょう。ここでは、各施設で提供しているサービスや価格などをご紹介していきます。
管理棟 「Sarushima Welcome Center 」

住所:神奈川県横須賀市猿島1
電話:046-825-7144
※年中無休
猿島入園の受付や、探索ツアーの申し込みができます。また、島内の案内や怪我人の対応、落とし物の管理などもしている施設です。
★猿島内の見どころスポットをガイド付きで効率的に巡りたい場合は「無人島・猿島探検ツアー」に参加してみましょう!
無人島・猿島探検ツアー(所要時間:約30分)
料金(1名):600円(税込)
※島内は現金のみ使用可能
※三笠ターミナルではお得なセット券の販売もしています
猿島レンタルショップ

住所:神奈川県横須賀市猿島1
電話:046-825-7144
※年中無休
バーベキュー機材や釣り道具などをレンタルしているので、食材を持参すればお手軽にバーベキューを楽しむことができます。
【レンタル料金】
BBQセット(BBQコンロセットと炭・着火剤のセット) | 5000円 |
折り畳みテーブル | 1000円 |
カフェチェアー | 300円 |
ビーチパラソル | 1500円 |
クーラーボックス | 1000円 |
釣竿セット(餌・仕掛け付きセット) | 2000円 |
ロッカー・トイレ

トイレは 男性用個室が2室、女性用個室が4室あります。混雑時期は仮設トイレが増設されますが、通常時は島内にこの1カ所のみです。
ロッカーはトイレの横に設置されています。
ロッカーの大きさ | 利用料金(1回) |
大:幅35.5cm×奥行42.0cm×高さ52.0cm <6室> | ¥500 |
中:幅35.5cm×奥行42.0cm×高さ39.0cm <8室> | ¥500 |
小:幅16.5cm×奥行27.5cm×高さ20.0cm <24室> | ¥300 |
・Oceans Kitchen

「Oceans Kitchen」は、猿島内で唯一のテイクアウトできるレストランで、「よこすか海軍カレー」「猿島わかめラーメン」「地元素材のおにぎり弁当」「横須賀野菜ドーナツBOX」といった地元に根差したオリジナルメニューを提供しています。
電話:080-7938-1349
営業時間:3/1〜10/31 10:30〜16:00
11/1〜2/28 10:30〜15:00
ドリンク/軽食の提供 10:30~
食事の提供 11:00~
※猿島航路運航時は毎日営業
メニュー | 料金(税込) |
よこすか海軍カレー | 1200円 |
照り焼きチキンBOX | 850円 |
猿島わかめラーメン | 850円 |
地元素材のおにぎり弁当 | 650円 |
にゅう麺 | 450円 |
ジャンボカニクリームコロッケ | 500円 |
鶏から | 500円 |
ヨコスカプライドポテト | 350円 |
ジェラート各種 | 400円 |
横須賀野菜ドーナツBOX | 550円 |
モンキーチュロス | 450円 |
みかんかき氷 | 500円 |
猿島ビール(生ビール) | 700円 |
横須賀ビール各種(瓶ビール) | 600円 |
サントリープレミアモルツ | 600円 |
上記以外にも、お茶やジュース、ソフトドリンクなど、飲み物も豊富に販売しています。
多目的ホール

管理棟の2階にある、休憩や食事をとれるホールです。猿島内で発見された砲弾や弾薬といった歴史的資料の展示もされています。課外活動時の学習施設に使われることもあります。
猿島発電所

管理事務所棟の目の前にある、明治26年~28年に建てられたレンガ作りの建物です。当時は蒸気機関による発電所でしたが、現在は島に電力を供給する役割を担っています。煙突の高さは約10メートルで、戦時中に敵軍から見つからないようにするために低めの造りになっています。
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猿島観光する時の注意点・禁止事は?
猿島には注意点や禁止事項があります。安心して猿島を楽しめるように、行く前に知っておきましょう。
禁止事項
- 猿島での宿泊
- 猿島にプレジャーボート等での上陸※横須賀市の条例より
- 自転車の持ち込み
- テントの設置(ペグ等で地面に固定し、他の公園利用者の迷惑にならない場合は可)
- ドローンの飛行(猿島公園内)
- BBQコンロ・カセットコンロ・炭・着火剤・ガスバーナーなどの持ち込み
- 花火などの危険な遊び
- 介助犬、盲導犬以外のペットの入島
- 潮干狩、海藻類、貝類の採取
- 指定された喫煙場所以外での喫煙(電子タバコも含む)
前もって無許が必要なもの
- 参加者募集型の営利を目的とした撮影会
- 商用目的で公園の一部を占有するような行為
- 音響機器(DJブース等)の設置や使用
- 海水浴場期間(7月上旬~8月末)以外の遊泳
- 炭・ガス等を使用するコンロ類や、炭・ガス等の持ち込み
猿島観光のまとめ

猿島はおよそ1時間で巡れる小さな自然島で、気軽に非日常体験を味わいたい人達が日帰り旅行として訪れるには最適な観光地です。また、猿島の魅力は手つかずのジャングルを探索することの他、海水浴や釣り、バーベキューなど様々な遊びができるところです。春夏秋冬、どの季節に訪れても楽しめることでしょう。
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