日傘のように「普通」は変わっていく

日傘のように「普通」は変わっていく

  • 川合 裕之
  • 川合 裕之

こんにちは、つなげーと広報の川合です。

つなげーとは「次の休みに楽しい予定を入れよう」というコンセプトで、楽しい集まりが見つかるサービスです。「いいじゃん!」と食いついてもらえることもあれば、人によってはサービスの良さや必要性を理解してもらえないこともあります。

とはいえ、インターネットやスマートフォンですら「それ何に使うの?」と言われていた時代があるのですから、つなげーとも当たり前に使われる日が来るかもしれません。

2021年現在、僕は日傘をさして夏を過ごしています。女性の方には言わずもがなですが、すっごいラクなんですよね。雨が降れば傘をさすのと同じように、日差しの強い夏が来れば当たり前のように日傘を持ち出します。

男性の日傘。僕も最初は抵抗があったのですが、この涼しさを知ってしまったらもう手放せません。一風変わったサービスであるつなげーとも、同じような境遇にあるのかもしれません。もしそうだとすれば、同じような未来が待っているのではないかと思います。

僕が日傘を使うきっかけ

僕が日傘を使うきっかけとなったのは10代の頃――今よりも男性が日傘をさすことにいささか抵抗があったとき――でした。

当時の僕が通う大学は小さな山の上にありました。駅から学舎までは「登山」するような毎日でした。春は桜が咲き、秋の静寂な朝は荘厳で美しい。しかし夏は地獄です。暑いなか、毎朝登校しないといけない。日を遮ってくれる背の高い建物も少なく、日陰のない道も少なくありません。

ある朝。

「アンタも入りや」と誘われて同級生の女の子の日傘に入れてもらえました。いや涼し……! 日陰を持ち歩く。シンプルだけど画期的で抜群の対策です。感動しました。これは発明だ。

自分でもさしたい。そう思うようになりました。

しかし心理的抵抗以外に、難しいことは何もない。何なら雨用の傘をさすだけでも構わない。簡単だ。ある日、その当時は少なかった男性も使えそうなデザインの日傘を探し当てた僕はついに心理的抵抗を捨てたのでした。

やっぱり涼しい。

日傘みたいに変わっていけたら。

日傘で僕の夏が変わって、革命的にラクになりました。気がつけば男性用の日傘も増え、「日傘男子」という冷ややかなブームすらも過ぎ去ったように思います。男性が日傘をさしているのも珍しい光景ではなくなりました。周りの目も気にならないですし、日傘を使って歩くのは快適です。

「きょう暇だな」「明日どうしようかな」というとき、何の気なしにつなげーとを開いて面白そうな集まりを探す。「そんなのやったことない」と尻込みしている人も、いつか僕にとっての日傘のようにつなげーとを日常的に使うようになったら嬉しいです。

男性が日傘を使うことは……なんて考える必要もなく、日傘も涼しいからさす。それと同じように。

卵が先か鶏が先かはわかりませんが、そんな風に世の中の「普通」は少しずつ変わっていくのだなと思います。